結婚指輪とは、結婚式で結婚を誓い合うときに新郎と新婦で交換し合う指輪のことです。古くはローマ帝国の時代にまでさかのぼり、その頃鉄の指輪から金の指輪になりました。11世紀ごろになって、教会における結婚の儀式に指輪交換が行われるようになり現代まで伝わっています。結婚指輪をはめる指は左手の薬指に決まっており、これは左手の薬指が心臓に直結していると考えられていたからです。この左手の薬指のいわれはもっと古いようで、古代エジプトやユダヤ教に由来するという説があります。日本に結婚指輪の習慣が入ってきたのは意外にも昭和40年ごろ。生活習慣の欧米化とともに結婚指輪も一般化したようです。日本ではキリスト教徒でも仏教徒でも左手の薬指に結婚指輪をはめますが、欧米では必ずしもそうではなく、文化や宗教によって右手の薬指にはめる場合もあります。欧米では”付き合っている人がいる”という意味合いで左手の薬指に指輪をはめる場合もあります。結婚指輪というとつけたまま生活するイメージがありますが、最近の日本では仕事などの理由で指輪をつけられない人もおり、こうした人はおそろいのネックレスやブレスレットなどを交換するそうです。一口に結婚指輪といっても、文化や宗教によって様々な形があるんですね。
結婚に関係した指輪というと婚約指輪というものもあり、こちらはダイアモンドの付いた豪華な指輪がほとんどですが、結婚指輪はシンプルなデザインのものがほとんどです。最近では多彩なデザインの結婚指輪があり、湾曲したもの、細かな装飾が施されたもの、色の着いたものなどがありますが、一番好まれているタイプは昔と変わらないシルバーのシンプルなタイプのようです。常に身に着けておくものですから、シンプルでどんな服装・シーンでも違和感の無いシルバーの物が好まれるのかもしれません。結婚指輪選びの際に最も多く選ばれるのが、既製品の指輪だそうです。やはり目で見て、さらに試着してみて選ぶのが安心感を与えるのでしょうか。しかし、最近ではセミオーダーや完全オーダーの指輪を選ぶ人も増えており、結婚においてもカップルの個性を重視するスタイルが流行しているようです。ブランドで側でも既製品をベースにカスタムするなど、価格を抑えつつ多様なニーズに応える努力をしているようです。
結婚指輪は一生身に付けるものですから、あらゆる生活の場面を想像しつつ無理なく着けられるものを選んでくださいね。